言葉で花(87)束を作りましょう。8月7日は「自分史」の日です
猛暑が続く8月。いかがお過ごしでしょうか?
8月6日は広島原爆記念日、8月9日は長崎原爆忌、そして8月15日は終戦記念日と、日本の人にとって忘れがたい日が続きます。またお盆を迎え、家族と顔を合わせ、祖先に思いを寄せる時期でもあります。
そんな8月にある、はざまの8月7日は、「自分史の日」。
2012年に、自分史の普及と活用を広げるための活動を展開している一般社団法人自分史活用推進協議会が制定し、日本記念日協会から認定を受けたそうです。
(自分史活用推進協議会は、私も取得している「自分史活用アドバイザー」の資格を認定している団体でもあります。)
なぜ8月7日なのかというと、過去を振り返り、未来へつなぐ思いが高まる8月に、「話(87)して伝える」「話(87)の花(87)を咲かせましょう」といった意味合いが込められているそうです。
話の花、言葉の花を咲かせましょう
自分史執筆サポート&本づくりサービス「としつき 私の本」で、自分についての文章の書き方をお伝えするとき、私は「素敵なエピソードを集めて、言葉で花束を作る」というたとえをします。
「自分史を書くとなると、自分のことは全部書かないといけないのか?」「嫌なこと、隠しておきたいことも書かなくてはいけないのか?」と、不安に思う方もいるからです。
「そんなことはありません」と、最初にお伝えします。
どんな方でも、嬉しいことや懐かしいことを語るときには、表情も言葉も弾みますよね。最初は、そういうことから思い出して言葉にして、書き始めればいいのです。
完成した本は、そうした言葉の花束を、本というかたちできれいにラッピングしたようなものです。自分で持っているのもうれしいし、人にあげたり渡したりしたくもなるでしょう。
「言葉の花束」を作るお手伝いを、これからも行っていこうと思います。