ひとりで書くのもいいけれど。誰かと語って書く時間、案外いいものです

ひとりでコツコツと書くのが好き。そんな時間が、何よりのリセットになることがありますよね。
書くことで、自分と向き合う時間を、大切にしている方も多いのではないでしょうか。

私もそうです。
気持ちを整理したいとき、心の奥にある何かを言葉にしたいとき、ノートに言葉を書きとめ、パソコンに文字を打ちこむ。
そんな時間を、大事にしてきましたし、これからもとっていきたいと思っています。

その一方で最近、「話して、書くこと」「書いて、話すこと」の力を、あらためて感じる場面が増えています。

声に出して誰かに話してみることで、自分でも気づかなかった気持ちが現れたり、あらためて「本当にやりたいこと、伝えたいこと」に気づいたり。

そして、その言葉が、あとから自分が書く文章の「芯」になってくれるようなのです。

私は「自分史としつきカフェ」という名のワークショップを、定期的にひらいています。
「自分史」は、自分の歩みをふりかえり、自分と向き合うこと。
少人数で、おしゃべりをしながら自分の思いを確認し、文章につづり、最後には1枚の「自分の言葉」を形にして持ち帰る。そんな会です。

今回のテーマは、「私のたからもの」。

思い出の写真や、長年使っているモノ、大切にしてきたけれど人には話してこなかったこと。
そういった「自分だけのたからもの」を持ち寄って、語って、書いてみる時間です。

文章が得意かどうかは関係ありません。
最初は言葉がうまく出てこないように思っても、ほかの人の話を聞いて、また自分の話に質問を受けることで、自然と記憶や感情が動きはじめたりするものです。

もちろん、書くことはひとりでもできます。
けれど、誰かと一緒に、言葉を探してみる時間には、ちょっと違う発見があります。

もし、少しでも「話してみたい」「書いてみたい」と感じていただけたら、どんなワークショップか、気軽にのぞいてみていただけたらうれしいです。

日程や会場、持ち物など、くわしくはこちらにまとめています。


この記事は、noteで日々更新しているエッセイの中から転載しています。
noteでは「書くこと」「自分史」にまつわるさまざまなテーマで、日々感じたことを綴っています。
よろしければ、noteのページもぜひのぞいてみてください。

また、「自分史としつきカフェ」では、毎回テーマを変えてワークショップを開催しています。
「話してみたい」「書いてみたい」と思った方は、どうぞお気軽にご参加ください。
最新の開催情報や詳細は、noteやこちらのサイトで随時ご案内しています。

▶︎ note 宮野真有|自分史としつき
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